みなさん、ラーメン1杯いくらまで、ありでしょうか?
最近では1杯1,000円は当たり前で、大盛やチャーシュートッピングすると1,500円くらいしてもおかしくないですよね。
恵比寿になんと1杯3,500円もする高級ラーメンを発見しました。その名も『すずらん』と言い、食べログの評価は3.5を超え、あの秋元康氏も絶賛するラーメンだそうです。
調べてみると、恵比寿駅から徒歩2分の場所で好立地です。
ただよくよく見ると、
Google口コミ評価1.7(664件)でした!
口コミを見てみると、罵詈雑言と絶賛の両極端に分かれている印象です。初見の人は低評価、常連からは高評価という感じです。
ランチは比較的安いみたいですが、どうせ行くなら高いディナーで挑みました。
高級ラーメンすずらんに一人で来店してみた
店の外はこじんまりとしていました。夜は18時オープンで、開店から30分後くらい実際に中に入ると先着ゼロで貸し切り状態でした。
店内はカウンター席のみで、約10席ありました。入店すると手を消毒し、お水とおしぼりをもらえます。
高級中華店という売り文句通り、おしぼりは良い香りがして、卓上にあったコショウなどにもこだわりがありそうです。
メニューの表紙には『蜜汁叉焼雲吞麺』がのっており、とても美味しそうだったので注文しました。ちなみにこれがかの有名な3,500円(税込3,850円)のラーメンです。
他にもフカヒレラーメンなどがあります。
実はこの店、メニューの裏に『撮影禁止』と書かれています。料理以外は撮影してはダメで、料理も許可がいります。
恐る恐る
と聞いたら、「いいよ」と言ってもらえました。
目の前で白髪交じりの60くらいのおじさんが調理をしています。叉焼を切り、雲吞を茹でで、麺も1分くらいの茹で時間なので、わずか5分ほどでラーメンは出てきました。
蜜汁叉焼雲吞麺(3,850円)
見てください、美しいですよね。
半分叉焼、半分雲吞、白ネギ、メンマがトッピングされています。たまねぎ?オニオン?(※調べたら鰹節らしい)のような甘みのある飲みやすい黄金スープです。
完成度の高いラーメンで無駄のない一杯となっています。味は濃いのですが、くどくないのでスープを飲み干せる美味しさがあります。
麺は細くてコシがあり、食べやすいです。叉焼・雲吞・麺・スープまですべて手作りで毎日仕込んで作っています。
そのため、他店にはない独特の旨味のある味になっています。値段が高いのにも納得のラーメンです。
店主は普通に優しい
店主の人は初めは怖そうだったのですが、ラーメンを配膳してくれるときはわざわざ上から目の前にまで降ろしてくれて、
「手を離して大丈夫?」
と一声かけてから、手渡してもらいました。領収書をお願いしたときも、嫌な顔せず書いてもらえました。
口コミ見ると「接客に難あり」と書かれていて怖かったのですが、1人で行儀良くしていれば特に問題なさそうです。
女性一人もあり
食べ終わるくらいに一人の女性が入店してきました。仕事帰りのOLに見えました。ラーメン屋ですが、よくある大衆ラーメンではないので、むさくるしい男たちはいません。
店内も回らない寿司のようなカウンター席になっています。女性一人でも入りやすく、お金を払えば極上のラーメンを食べることができます。安心して来店してください。
現金のみに注意
高いと分かって入るので料金に関してはそこまで問題はないと思います。問題は支払いは現金のみなので、注意してください。
二人で行くと軽く10,000円くらいはいきます。現金の用意をあらかじめしておかないと払えないということになりかねません。
カード支払いはできないので、銀行で下ろしてから、すずらんに向かいましょう。
【結論】1杯3,500円の価値はある?ない?
すずらんのラーメンは3,500円の価値はない!!!
散々褒めてきましたが、3,500円は流石に高すぎです。
消費税を入れると3,850円になります。この値段なら、ヒレ肉300g食べられます。
1,800円であれば、たまにならありだと思いましたが、さすがに3,500円は高すぎな印象です。
確かに手作りで仕込みにも手間暇がかかっているのは分かりますが、とはいえ事前情報なしで食べたときに3,500円の味だとは思いませんね。
ただランチでは安く食べられるのと、スープは他ではなかなか味わえないので、一度訪れてみるのをおすすめします。
恵比寿駅から158m |
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18:00~23:00(L.O.22:30) |
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